ビタミンC研究委員会は1967年(昭和42年)より開始され、ビタミンCおよびその関連分野の研究の発展に寄与することを目的として活動してきております。 これまで本委員会は、研究発表会を年3~4回開催し、国内のビタミンC研究者を網羅した情報交換を継続して行なってきております。 メンバーの研究内容としては、ヒト(哺乳動物)におけるビタミンCの生理機能の解明という視点から、ビタミンC欠乏症の特性解明およびその予防・治療戦略の開発、そしてビタミンC充分量摂取の多様な効果の開発へと発展しております。 さらには、実験動物、微生物や植物を用いた基礎研究からヒトへの臨床応用面を目指した研究にまで展開をしております。 研究委員会のメンバーは日本ビタミン学会においても本領域において中心的な研究活動を展開しており、委員会活動記録は同学会誌にも掲載されております。
本研究委員会は一昨年3月までは、お茶の水女子大学を主会場として研究発表・委員会を開催してきましたが、現在は東京都内と名古屋の会場とにおいて年に3回開催し、これまでに158回を超える活動を蓄積してきております。
これからも本委員会は、ビタミンC研究の発展に今まで以上に貢献することを目指して活動していく所存です。 本委員会の活動ならびにビタミンC研究に関心をお持ちの方(研究者や企業の方など)は、事務局までお問い合わせ下さい。
令和元年7月8日 ビタミンC研究委員会委員長 堀尾文彦